言いたいことは完結に。

Compactly Completed Comics

少女漫画 感想リスト 著者名順

著者名順
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・書名の前に がある漫画は 特にお薦めです。

青木 琴美あおき ことみ
・僕は妹に恋をする 基本データwww.wwwbestlilium.com
・僕は妹に恋をする 01巻
・僕は妹に恋をする 02巻
・僕は妹に恋をする 03巻
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・僕は妹に恋をする 06巻
・僕は妹に恋をする 07巻
・僕は妹に恋をする 08巻
・僕は妹に恋をする 09巻
・僕は妹に恋をする 10巻


アサダ ニッキ
星上くんはどうかしている 基本データwww.wwwbestlilium.com
・星上くんはどうかしている 01巻 
・星上くんはどうかしている 02巻
・星上くんはどうかしている 03巻
・星上くんはどうかしている 04巻
・星上くんはどうかしている 05巻


アルコ・河原 和音かわはら かずね(共著)
俺物語!! 基本データwww.wwwbestlilium.com
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・俺物語!! 09巻
・俺物語!! 10巻
・俺物語!! 11巻
・俺物語!! 12巻
・俺物語!! 13巻


いくえみ 綾いくえみ りょう
プリンシパル 基本データ
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・プリンシパル 01巻
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・プリンシパル 03巻
・プリンシパル 04巻
・プリンシパル 05巻
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大詩 りえおおうた りえ
・猫田のことが気になって仕方ない。 基本データ
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・猫田のことが気になって仕方ない。 01巻
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・猫田のことが気になって仕方ない。 03巻
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・猫田のことが気になって仕方ない。 05巻
・猫田のことが気になって仕方ない。 06巻
・猫田のことが気になって仕方ない。 07巻
・猫田のことが気になって仕方ない。 08巻
・猫田のことが気になって仕方ない。 09巻
・猫田のことが気になって仕方ない。 10巻


小畑 友紀おばた ゆうき
僕等がいた 基本データ
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・僕等がいた 01巻
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・僕等がいた 03巻
・僕等がいた 04巻
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・僕等がいた 14巻
・僕等がいた 15巻
・僕等がいた 16巻


北川 夕夏きたがわ ゆか
・影野だって青春したい 基本データwww.wwwbestlilium.com
・影野だって青春したい 01巻
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・影野だって青春したい 07巻
・影野だって青春したい 08巻
・影野だって青春したい 09巻
・影野だって青春したい 10巻
・影野だって青春したい 11巻


呉 由姫 くれ ゆき(原案:ルビー・バーティー
金色のコルダ 基本データ
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・金色のコルダ 01巻
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・金色のコルダ 08巻
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・金色のコルダ 11巻
・金色のコルダ 12巻
・金色のコルダ 13巻
・金色のコルダ 14巻
・金色のコルダ 15巻
・金色のコルダ 16巻
・金色のコルダ 17巻


小玉 ユキこだま ゆき
月影ベイベ 基本データwww.wwwbestlilium.com
・月影ベイベ 1巻
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・月影ベイベ 4巻
・月影ベイベ 5巻
・月影ベイベ 6巻
・月影ベイベ 7巻
・月影ベイベ 8巻
・月影ベイベ 9巻


小村 あゆみこむら    
ミックスベジタブル 基本データwww.wwwbestlilium.com
・ミックスベジタブル 1巻
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・ミックスベジタブル 3巻
・ミックスベジタブル 4巻
・ミックスベジタブル 5巻
・ミックスベジタブル 6巻
・ミックスベジタブル 7巻
・ミックスベジタブル 8巻


咲坂 伊緒さきさか いお
ストロボ・エッジ 基本データwww.wwwbestlilium.com
・ストロボ・エッジ 01巻
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・ストロボ・エッジ 07巻
・ストロボ・エッジ 08巻
・ストロボ・エッジ 09巻
・ストロボ・エッジ 10巻


椎名 軽穂しいな かるほ
君に届け 基本データ
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・君に届け 01巻
・君に届け 02巻
・君に届け 03巻
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・君に届け 29巻
・君に届け 30巻


タアモ
たいようのいえ 基本データwww.wwwbestlilium.com
・たいようのいえ 01巻
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・たいようのいえ 09巻
・たいようのいえ 10巻
・たいようのいえ 11巻
・たいようのいえ 12巻
・たいようのいえ 13巻


高須賀 由枝たかすか ゆえ
グッドモーニング・コール 基本データwww.wwwbestlilium.com
・グッドモーニング・コール 01巻(文庫版)
・グッドモーニング・コール 02巻(文庫版)
・グッドモーニング・コール 03巻(文庫版)
・グッドモーニング・コール 04巻(文庫版)
・グッドモーニング・コール 05巻(文庫版)
・グッドモーニング・コール 06巻(文庫版)


ぢゅん子ぢゅんこ
私がモテてどうすんだ 基本データwww.wwwbestlilium.com
・私がモテてどうすんだ 01巻
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・私がモテてどうすんだ 08巻
・私がモテてどうすんだ 09巻
・私がモテてどうすんだ 10巻
・私がモテてどうすんだ 11巻
・私がモテてどうすんだ 12巻
・私がモテてどうすんだ 13巻
・私がモテてどうすんだ 14巻


椿 いづみつばき いづみ
親指からロマンス 基本データ
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・親指からロマンス 01巻
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・親指からロマンス 06巻
・親指からロマンス 07巻
・親指からロマンス 08巻
・親指からロマンス 09巻


桃森 ミヨシとうもり みよし
ハツカレ 基本データwww.wwwbestlilium.com
・ハツカレ 01巻
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・ハツカレ 03巻
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・ハツカレ 06巻
・ハツカレ 07巻
・ハツカレ 08巻
・ハツカレ 09巻
・ハツカレ 10巻


時計野 はりとけいの はり
・お兄ちゃんと一緒 基本データwww.wwwbestlilium.com
・お兄ちゃんと一緒 01巻
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・お兄ちゃんと一緒 04巻
・お兄ちゃんと一緒 05巻
・お兄ちゃんと一緒 06巻
・お兄ちゃんと一緒 07巻
・お兄ちゃんと一緒 08巻
・お兄ちゃんと一緒 09巻
・お兄ちゃんと一緒 10巻
・お兄ちゃんと一緒 11巻


南波 あつこなんば あつこ
スプラウト 基本データwww.wwwbestlilium.com
・スプラウト  01巻
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・スプラウト  03巻
・スプラウト  04巻
・スプラウト  05巻
・スプラウト  06巻
・スプラウト  07巻


八田 鮎子はった あゆこ
オオカミ少女と黒王子 基本データwww.wwwbestlilium.com
・オオカミ少女と黒王子  01巻
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・オオカミ少女と黒王子  10巻
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・オオカミ少女と黒王子  12巻
・オオカミ少女と黒王子  13巻
・オオカミ少女と黒王子  14巻
・オオカミ少女と黒王子  15巻
・オオカミ少女と黒王子  16巻


福山 リョウコふくやま       
悩殺ジャンキー 基本データwww.wwwbestlilium.com
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・悩殺ジャンキー 14巻
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・悩殺ジャンキー 16巻


藤沢 志月ふじさわ しづき
・キミのとなりで青春中。 基本データwww.wwwbestlilium.com
・キミのとなりで青春中。 01巻
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・キミのとなりで青春中。 08巻


みきもと 凜     りん
近キョリ恋愛 基本データ
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・近キョリ恋愛 07巻
・近キョリ恋愛 08巻
・近キョリ恋愛 09巻
・近キョリ恋愛 10巻


水瀬 藍みなせ あい
・なみだうさぎ 基本データ
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・なみだうさぎ 01巻
・なみだうさぎ 02巻
・なみだうさぎ 03巻
・なみだうさぎ 04巻
・なみだうさぎ 05巻
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・なみだうさぎ 07巻
・なみだうさぎ 08巻
・なみだうさぎ 09巻
・なみだうさぎ 10巻


水波 風南みなみ かなん
・レンアイ至上主義 基本データ
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・レンアイ至上主義 01巻
・レンアイ至上主義 02巻
・レンアイ至上主義 03巻
・レンアイ至上主義 04巻
・レンアイ至上主義 05巻
・レンアイ至上主義 06巻
・レンアイ至上主義 07巻
・レンアイ至上主義 08巻


南 塔子みなみ とうこ
・360°マテリアル 基本データwww.wwwbestlilium.com
・360°マテリアル 01巻
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・360°マテリアル 04巻
・360°マテリアル 05巻
・360°マテリアル 06巻
・360°マテリアル 07巻
・360°マテリアル 08巻


森下 suuもりした すう
・日々蝶々 基本データ
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・日々蝶々 08巻
・日々蝶々 09巻
・日々蝶々 10巻
・日々蝶々 11巻
・日々蝶々 12巻(番外編)


吉住 渉よしずみ わたる
ちとせetc. 基本データ
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・ちとせetc. 06巻
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ろびこ
となりの怪物くん 基本データ
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・となりの怪物くん 08巻
・となりの怪物くん 09巻
・となりの怪物くん 10巻
・となりの怪物くん 11巻
・となりの怪物くん 12巻
・となりの怪物くん 13巻


渡辺 あゆわたなべ あゆ
・L♥DK L・DK(エルディーケー) 基本データ
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・L・DK 03巻
・L・DK 04巻
・L・DK 05巻
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・L・DK 07巻
・L・DK 08巻
・L・DK 09巻
・L・DK 10巻
・L・DK 11巻
・L・DK 12巻
・L・DK 13巻
・L・DK 14巻
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・L・DK 17巻
・L・DK 18巻
・L・DK 19巻
・L・DK 20巻
・L・DK 21巻
・L・DK 22巻
・L・DK 23巻
・L・DK 24巻

無くしたって 変わったって 想い通りいかなくても『「ただいま」』

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タアモ
たいようのいえ
第10巻評価:★★★★(8点)
  総合評価:★★★★(8点)
 

考えることがたくさんある。なんで逃げてきたんだろう……あと少しなんだ。ちゃんと向き合うんだ。彼が私にそうしてくれたように……。「子供のころからずっと好きだった。」大樹(だいき)がついに真魚(まお)に真剣告白。戸惑う真魚は、かつてと逆に実家に逃げ込む。しかし、その実家で義母(はは)がくれる優しさに基(ひろ)と大樹がくれたものを思い出し……。誰もが優しく、誰もが出口のない気持ちに少しずつ道筋を見つけ始めて……!?

簡潔完結感想文

  • 大樹からの告白に懊悩する真魚。頭がいっぱいになった真魚の返答、そして大樹の愛のカタチ。
  • 結果的ずっと ぼっちのクリスマスの基。だが今年は訪問者がいる、帰ってくる家族がいる。
  • 新年を迎えるにあたって大掃除やお節づくりに勤しむ中村家。来年への願いを込めながら。

つでも今日が、いちばん楽しい日、の10巻。

この漫画の後半は、物事が解決に向かって前へ進んでいる感じが実感できて良いですね。
ミステリ小説を読書中の、何かのキッカケで物事が連鎖的に解決するのではないかという期待に似ている。

この巻までの様々な経験の中では失敗や傷つくこともあったけれど、
その経験を踏まえて、より良い選択をすることが出来るという流れが手に取るように分かる。
じっくり読み込む、繰り返し味わう、そういう行為に耐えうる質の高い作品である。


れといえば時の流れも感じられる。
特にこの『10巻』は年末年始の空気をまとっている巻。

いつもよりも丁寧に一日一日を過ごしている感じがする。
何だか あずまきよひこ さんの『よつばと!』感が出ている。

クリスマスケーキを受け取りに行ったり、
大掃除をしたり、
おせちを作って新年を迎える準備をしたり、
着物を着て初詣に向かったり、
初夢を見たり(大晦日の夜の夢だから、まだ初夢じゃない気もするが)、
行事を一つずつ丁寧にこなすことで、次の年の福を呼び込もうとする。

そして大事なのは、年末年始には家族がそばにいてくれたという事実。

やはり真魚(まお)が主人公なので真魚中心に読んでしまうが、
同居人の基(ひろ)にとっても、久々の家族の居る温かな年末なのですね。

ずっと欲しかったものが手に入る幸せ。
物質的なことでなく精神的な充実度が幸福に繋がっていく。

さて新しい年はどんな年になるのだろうか。
そして作中の完結までの経過時間は1年なので、お別れへのカウントダウンでもある。
幸せになって欲しい、でも終わって欲しくない。

本書の登場人物たちと作者の力量なら『よつばと!』みたいに2,3回分の連載で作中時間が1週間 経過するペースでも読める気がする。
すると1年では最大150話ぐらい?
1巻に4話収録すると30巻ぐらいになるのか。
あと20巻も読めたらどんなに幸せだろう…。


愛の方もいよいよ大詰め。

よくよく考えてみると家族問題を抜きにした恋愛漫画としては、
2人の男性からどちらを選ぶかの結論が出るので今巻が最終巻でも問題はないのですね。

思いもよらぬ人から告白されて戸惑い、悩み、
そこで出した結論が自分の想いをより鮮明に際立たせる。

同居人であり同級生の大樹(だいき)から告白された真魚が不器用なりに返答を固めていく過程が描かれる。

改めて面白いのが、この恋のトライアングラーが一つ屋根の下で行われていること。
実の兄弟の争いであることだ。

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3人が3人とも自分の気持ちを正直に告白。結ばれる線は明らかだが正々堂々と勝負するために。

基(ひろ)も大樹もお互いを家族として大事に想っているから、
骨肉の争いにはならないが、なかなかにヘビーなシチュエーションである。

そして大樹といる中村(なかむら)家では息が詰まってしまうから、
真魚が逃避先に選んだのが、父や義母たちの居る自分の実家という構図も面白い。

かつて実家で嫌な思いをして中村家をシェルターにした真魚が、今度は実家をシェルターにする。

これは大樹の作戦通り、真魚の頭の中が大樹でいっぱいになった証拠でもある。
オーバーヒートして、いっぱいいっぱいになってしまった気がするが…。


そんな真魚の返答を待っている中、
並ぶお店の中で大樹が立ち止まったのは、宝飾品店の前ではなくて、1人暮らし応援フェアの前。

そういえば大樹は、もし基と真魚があの家で交際したら自分は出ていくと呟いていたことを思い出して一瞬 焦る。

しかし彼が買って帰ったのは兄へのクリスマスプレゼントのゲーム機本体。
「一緒にやろうよ (ゲーム内で)ボコボコにするから 来年も さ来年も」
という言葉を添える大樹。

これは実質的な永住宣言でもありますね。
家族として同じ時間を過ごすことをゲーム機と言葉に託して…。
まぁ、心情的には許されるのであれば基(ひろ)本体をボコボコにしたいでしょうが(笑)

良い話。
そしてもう一つ良い話なのが、このプレゼントを購入したのが、
真魚の返答を聞く前であること。
基へ渡したのは返答の後になったが、その前に大樹の心は決まっていた。

これは過去の告白シーンなどと同じく、順序が大事なところですね。
敗色は濃厚ではあるが、どんな結果になろうとも、この家に居続ける決意は固まっていたのだ。

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今はまだ兄へ託すことも、新しい出会いの可能性も振り切って、君に会いたい。

真魚に抱擁する大樹から始まる一連のシーンは美しいですね。
映像化したらこれでもかと盛り上がるシーンだ。

が、真魚の返答を聞いた大樹はアッサリと話を切り上げる。

大樹が最後のお別れの意味を込めて真魚と手を繋いで帰るシーンもまた印象的。
こんなに人に思われるなんて真魚は幸せ者だ。

苦手そうな合コンに参加してみる大樹の心境も、
そしてそれを振り切ってでも、幸福を基に託すと決めても、
真魚に会いたいという心境も痛切に感じることが出来ます。


そんな大樹と何かと縁のある、基の同僚のラジカル杉本(すぎもと)さん。
今回で晴れて失恋した者同士になった大樹は杉本さんに、
「見守る愛もある」と告げる。

これは『9巻』で大樹が言っていたことですね。
もちろん本来の望みではないかもしれないが、これが大樹の愛のカタチです。

次に大樹が好きになる人はどんな人だろう。想像つきませんね。
大樹は表面上の性格とは裏腹にずるずると引きずりそうな気もします。


んな騒動を終えて迎えるクリスマス。

両親の他界した日が雨だったため大樹が雨が嫌いなように、
真魚父はクリスマスが嫌い。
なぜなら元妻の浮気が発覚した日だから。
それを自宅で目撃した日だから。

そんな父の気分の沈む日に実家に帰った真魚
父は変わらず素っ気なく、荒い語気で真魚に接する。

だが、そんな父も大きなケーキを予約して、
ケーキ店では嬉しそうに商品を引き取りに来ていた。
そろそろこの人も変わりそうな予感がしますね。

クリスマスのシーンは孤独を感じる基の前に真魚が現れたり、
そこに大樹が帰宅して下手な嘘をついて出て行ったり、
真魚が元来 興味のなかったアクセサリーが、
基から渡された瞬間に無上のプレゼントになったり、
しばしいちゃついた後、大樹を2人でむかえにいくという場面がどれも幸せでニヤニヤとしてしまう。


中村家と真魚の家の合同旅行も目前。
基の妹の陽菜(ひな)の参加も決まって、物事はまた動き出す。

そういえば中学3年生の陽菜は、中村家のある地区の高校を志望しているらしい。
本当に新しい年は、今年よりも一層 素晴らしい年になりそうな予感がする。
なんと幸福感に包まれた読後感なのだろうか。

ないものねだる 子供だから ただ、今をはやく伝えたい『「ただいま」』

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タアモ
たいようのいえ
第09巻評価:★★★★(8点)
  総合評価:★★★★(8点)
 

ここにいる限り彼と対等になれない。彼の夢も叶わない。だから帰るんだ、絶対。みんな、少しずつ前へ前へ進んでるから。――「なんで昨日あんなこと私にしたのか」突然キスしてきた基(ひろ)の気持ちが分からずモヤモヤしっぱなしの真魚(まお)。期待を抑えながら、とにかく前進をと今までで一番長く家に帰ることに。その真魚の様子に焦る大樹(だいき)は? それぞれが新しい一歩を踏み出す時が来た……!!?

簡潔完結感想文

  • 告白発 地獄行き。基に玉砕したラジカル杉本さんは大樹に失恋のシミュレーションをさせる。
  • 告白発 天国行き。告白したことで変わり始めた千尋の恋。言わなければ伝わらないことがある。
  • 告白の舞台裏。遂に真魚に告白をした大樹。この大きな波紋はどんな事態を巻き起こすのか。

虫な性格も、今の余は無視できるでござる、の9巻。

巻を重ねる毎に実感するのは、本書の完成度の高さ。

本書からは少女漫画の人気連載特有の いびつな構造を感じない。
ありがちな交際後の浮気騒動編や自分に告白する新キャラ登場編、友人の恋編など、
分かりやすいパート分けが全くない。

1つの物語として季節の移ろい、感情の移ろいを見事に描き切っている。
本当に作者の構成力には恐れ入る。

以前も書いたが、構造物の基礎がしっかりしている長編らしい長編なのだ。
人気連載でも増築に増築を重ねたため、本来の建物が押しつぶされそうな作品はやはり美しくない。


連続性を感じさせるのは『1巻』の時点でほぼ全ての登場人物が配置されているからでもある。
勿論、10人以上の主要登場人物が一気に動き出すわけではなく、ちゃんと交通整理されている。
この点もまた作者の確かな力量を感じる。

特に主人公の真魚(まお)の家族や、真魚が仮住まいする中村(なかむら)家の弟妹たちは、
真魚と、真魚が恋する基(ひろ)の関係性が深まってから登場場面が増えるように計算されている。

登場人物が増えるごとに新たな化学反応が生まれるから、物語に停滞感もない。


また、もう一つ私が本書を好きなところは、
幾つもの事象が同じ時間軸の中で並行して起こっているところである。

そして本書の場合は各事象がそれぞれ呼応することで新たな変化をもたらしている。

こちらが上手くいけば、あちらが上手くいかない、
恋と友情、恋と家族、それぞれが微妙に連関することでサラウンドな響きが聞こえてくる。


今回、大きく響き合ったのは、基(ひろ)に失恋した基の同僚のラジカル杉本(すぎもと)さんと、兄である基と恋のライバルになりそうな弟・大樹(大樹)。
そして、なかなか告白をしない大樹と、告白した経験のあるクラスメイトの千尋ちひろ)。

まずは前者の2人から。
恋は叶う人もいれば叶わない人もいるという厳然たる事実。

真魚と基の幸せは、大樹とラジカル杉本さんの不幸でもある。
そんな、広い意味では運命共同体の2人は、大樹のバイト先の居酒屋で交流する。

初めての失恋で大いに傷つくラジカル杉本さん。
酒癖が少々悪いので、大樹に大いに絡んで愚痴をぶつける。

毎日、基に会社で会ってしまうことが辛いと訴える杉本さん。

これは大樹が現時点で真魚に失恋した時の物語にも読めてしまう。
毎日、顔を合わせるのは大樹も同じこと。
しかも、その真魚の恋人は同じ家に住む兄であるかもしれない。

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好きな人と一緒に暮らす天国は、失恋確定時には地獄に様変わりする。

もし、その未来がやって来た時、大樹は家を出るだろうと答えを出す。

基と真魚が相手に誠実に向き合おうとする人なので良かった。
もし、基も真魚も基の弟妹が戻り、家族と上手くいってない真魚が実家に帰るまでは告白をしないと決めている。
2人の間には未来の約束はあるけれど、現時点での交際の事実はない。

もし2人が相手を思い遣らず、自分の恋ばかりを優先する人間だったら、
基は妹も連れて帰るという宿願を叶える前に弟を再度失っていたかもしれないのだ。

この大樹の決意と結果的に最悪の事態を回避しているという危機的状況は、
恋という温かな感情の裏に、冷たい刃を感じさせヒヤリとする。


なんとなく大樹とラジカル杉本さんは失恋者同士で傷をなめ合って、
この後、良い感じになるのかと思いきや、そうはなりませんでしたね。

というか大樹の失恋は未確定でしたね。
大樹は告白もしてないし、基の真魚への気持ちも表明されていない。


白について話し合うのが大樹と千尋

かつて同級生の織田(おだ)くんが真魚のことを好きなことを知りながらも彼に告白した千尋
その経験と、余りにも伝わらない大樹の真魚への想いに業を煮やし、千尋は大樹に真魚への告白を促す。

そうして告白に気持ちが傾いた大樹の独白でようやく気付いたが、
基の恋心が真魚と同居中は封印されるものであるならば、その解除が彼らの交際の始まりになる。

だから大樹はそれまでにこの恋に方をつけなければならない。
イムリミットのある想いであり、そしていつか砕け散る失恋へのカウントダウンと闘っている大樹。

そして基と真魚は恋心と向き合うために同居解消を目指しているのに対して、
大樹は同居生活こそパラダイスという相反した思いがあるんですね。

しっかりと明文化されないと気づけないなんて、私は真魚に負けないぐらい鈍感だ。

そして大樹が遂に…。
1巻に一度以上は大きなインパクトを残す出来事があるので目が離せませんね。


方で、恋の叶った千尋と織田くん。
本書の中での交際第一号でしょうか。
『9巻』で初かぁ。長い道のりでしたね。

この交際は、かつて千尋が勇気を出した過去と事実があるからこそ実を結んだ。
千尋が自分を好きだということが、織田くんの頭を千尋でいっぱいにした。

ちょっと効果が出るまでは時間差があって、悲しい思いもしたし、泣いたこともあっただろうけど、
言葉にして伝えたことで、彼の頭に化学反応が起き始めたのだ。

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今巻の1つ目の告白。想いが繋がる幸福を、主人公たちより一歩先にお届けします。

真魚にとっては良いこと尽くめの交際でしょうか。
露悪的に言えば、自分がフッた男と、その男を自分の親友と交際してくれることで親友から恨まれたりすることがなくなる。
罪悪感を帳消しにする交際でしょう。
ただ、真魚的には親友の千尋の自分の優先順位が下がったことを悔しがっている。
女性の恋と友情は難しいですね。

かつて失恋した千尋と織田くんに恋が到来したとなると本格的な失恋第一号はラジカル杉本さんになる。
ラジカルさんは大変辛い役割になってしまいましたね。
「時間が一番の薬」だし、時間の経過を感じるには生きていなければなりません。


あと、そういえば前巻のラストで真魚と基がキスしてましたね。
かなり重要な出来事なのに何の感想も書いてませんね。
ちょうど巻をまたいでの出来事だったんで、書くタイミングを逸しました。

決してロマンチックなものではありませんでしたが、
溢れる思いを止められなかったという切実さが伝わってきました。

帰る場所を みつけたくて 自分の真ん中で ささやく『「ただいま」』

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タアモ
たいようのいえ
第08巻評価:★★★★(8点)
  総合評価:★★★★(8点)
 

この家には私がほしかったものがたくさんある。だから、本当にここが私の居場所みたいに錯覚してしまうんだ。――社員旅行に向かった基(ひろ)とラジカルさん。基のいない家で2人きりの真魚(まお)と大樹(だいき)。それぞれ募らせてきた思いをついに告げる時が――!? そして、あとは妹・陽菜(ひな)を待つのみとなった中村(なかむら)家の再生は――!!? 年の差幼なじみの明るく切ない同居生活!

簡潔完結感想文

  • 基の期待と落胆と驚愕の忙しい一日。悲しくてやりきれない返答と嬉しいけど喜べない報告。
  • 陽菜と氷の女王。家族からも親戚のもとも飛び出して一人で生きていく。少しも寒くないわ。
  • 修学旅行回。自分の好きな人の一挙手一投足の意味は気づき、そうでない人は気づかない残酷さ。

2つの旅行、会えない時間が愛育てる 8巻。

前巻から会社の慰安旅行中の基(ひろ)。
ラジカル杉本(すぎもと)さんと基と爆睡中の同僚がいる旅館の一室で、
基に告白すると決意を持って旅行に臨んだ杉本さんが口を開いたところで幕を閉じた前巻。

そして一方、基のいない中村(なかむら)家では真魚(まお)と大樹(だいき)は
雷鳴轟く夜、飼い犬・コロッケを間に挟んで抱擁中。

という とても気になる場面で終わったが、結果的には何もなし。
この2つの場面、物言わぬ第三者(爆睡中の同僚と犬のコロッケ)がいなければ、
違う未来が待っていたのでしょうか。

そして恋愛は勇気と駆け引きとタイミング。
それを逸し続けるから、ずっと片想いなのでしょうか。


本さんに至っては、妹を訪ねるため一人帰京の時間をずらした基を駅の改札口で待って、
一緒に旅行先の仙台から帰ったにも関わらず告白する勇気が出ずに言えないまま別れた。

んー、お話を引っ張るねー、巻をまたぐという姑息なテクニックかと思ったところで新展開が待っていた。

この作者の変幻自在の指揮者としての能力の高さには恐れ入る。
何度も言いますが読者の予想より1テンポ早く、ことが起こる感じが大好きです。

ただ杉本さんの告白は、少し間が悪い。

メールではあったものの告白する勇気を持てたことは称賛に値する。
杉本さん自身も告白という大きな一歩を踏み出せた自分を認める気持ちがあるだろう。

ただし、神の目線を持つ読者からすると、
もし、あの旅館での夜に直接言葉で伝えていたら、
違う未来もあり得たのではないかと思ってしまう。

杉本さんがメールを送った夜、
その時の基は落胆と、そして真魚への想いを募らせていたのだ。

ずっと恋焦がれていれば想いが届くわけではない。
真魚のように我慢できずに一度言ってみた方が少なからず相手の心に作用するかもしれない。

動き出す、というのは本書の通底するテーマかもしれない。


が勇気を出して動き、会いに行った妹の陽菜(ひな)は、
兄たちの暮らす家には帰らないの一点張り。

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逃げずに対面することで収穫があるという基の思いは打ち砕かれる。真魚と同じ状況。

頑なな態度は以前の真魚を連想させますね。

基たち中村家の人々は、若くして幼くして両親を亡くしたからなのか、
人に頼ったり、弱い自分を見せたりするのが苦手なんでしょうか。

基はずっと一人で抱え込もうとしてるし、
大樹は涙を見せないようにしていた(バレてたけど)。
陽菜も兄にさえ悩みも苦しみもないように振舞う。
その頑なな振舞いの中には隠しきれない悩みや苦しさが滲み出ているというのに…。

妹の拒絶に基は真魚が実家で味わうような無力感や悲しみに襲われる。
真魚にとって父がそうであるように、会話の糸口すらつかめない他人のようになってしまった妹・陽菜。

そして基は真魚に思いを馳せる。
自分にとっての真魚とは何だったのか。
汚い心も含めて、もう一度真魚を見つめなおすと見えてきたのは、今の自分の正直な心。
こういう一つの事象が、もう一つの事象を照らしなおすという構成も秀逸です。

そしてそんな陽菜のの話を聞いた真魚が、陽菜に親近感を覚え、
基のために自分に出来ることはないかと動き出す。

基が感じた真魚と似たような境遇と性格、
だからこそ、そこに解決の糸口を見つけるという構図も面白いですね。

自分の願望と同時に、利他的な行動が出来る優しい人々の物語だ。
恋っていいなと思わせてくれる、それが少女漫画の効用だ。


樹もまた優しい。

妹が帰らないことを予想し、基が落ち込んでいるだろうと思いを至らすことのできる人だ。

例え恋愛のライバルで、「地獄へ堕ちろ」と願っていても、
兄を気遣い、兄の好きなお菓子を袋いっぱい買ってくる人なのだ。

エピソードによる性格の肉付けが本当に上手いです。
基にしても、大樹にしても、本当に忘れられないぐらい(性格的)イケメンだ。
顔だけのイケメンしか描けない漫画家に読ませてやりたい(今読んでいる漫画がそうなので、つい…)。

『7巻』で大樹が、基兄(ひろにぃ)が俺が真魚のことが好きだと知ったら(本心とは裏腹に)「笑って応援してくれそう」、みたいなセリフがあったが、
大樹もまた基なら、笑って応援してくれそうな気がする。

というか本書の登場人物の誰もが、たとえ自分の恋が叶わなくても
好きになった人の恋をしっかり応援してくれそうな気がする。
そんな優しい人々の、それほどに大事にしている恋なのだ。


ただ、一方で弱虫を引きずっているのが大樹。

真魚以外なら(基でも)察するような言葉を用いて好意を表しているが、相手が真魚なので今回もまた伝わらず。

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好きな子が自分ではない別の誰かをどれくらい好きか痛いほど分かってしまう、俺の痛み。

ラジカル杉本さんに続いて大樹が勇気を出す日は来るのだろうか。
そして告白の結果もまた彼女の たどった経緯と同じになってしまうのだろうか。

最初から長期戦を覚悟している大樹だが、彼もまた勇気とタイミングを逸した気がする。

毎日、同じ家で暮らしている間柄だからこそ、
お互いの旅行で会えない時間が長くなると、
その人に想いを馳せてしまうのだ。

そうこうしてる間に基は思わぬ行動に出る。
これもまた1テンポ早い展開。
そしてまさか、大樹が家に居るというのに⁉
またまた気になるところでページが尽きる。


そして真魚のように、さっさと告白したのは、親友の ちーちゃん(千尋ちひろ)も同じ。
フラれた織田くんとの距離が修学旅行を機に戻り、リセットされた。

とりま告白。それが本書の訴えたいことなのかもしれない。
残念ながら失敗例がラジカル杉本さんと大樹だろうか。